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2014年7月 1日 (火)

☆寺社・意匠シリーズ①

寺社仏閣を参拝していると、仏像だけでなく建造物の美しさに感動することがあります。
そこで、意匠(デザイン、その形・色・模様・配置などについて加える装飾上の工夫)に焦点を当てシリーズ化しました。

今回は、第1回目の寺社・意匠シリーズです。

●智積院・名勝庭園の茶室の窓:2014.6.8

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*智積院・名勝庭園の茶室にある大、小の大下地窓(おおしたじまど)です。蔓の巻き方が綺麗でした

●智積院・講堂・五色幕①:2014.6.8

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*五色の幕は、五正色幕(ごせいじきまく)と言われています、寺院における特別な行事などに用いられる幕です。
*昔中国から伝わった陰陽五行説の五行配当色の赤・青・黄・白・黒からきており、緑・紫はその中間色となっています。智積院では赤・青・黄・白・緑の五色でした。

●智積院・講堂・五色幕②:2014.6.8

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*地模様は、「蔓牡丹唐草」模様でした。

●京都御所・宣秋門の扉:2014.6.8

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●京都御所・清涼殿前の垣根:2014.6.20

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*クロモジで作られた垣根です。

●京都御所・小御所の欄干①:2014.6.20

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*小御所の回廊の欄干の端部です。銅のカバーに菊の御紋が刻印されていました

●京都御所・小御所の欄干②:2014.6.20

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*①の端部を角度を45度変えて写しました。

●光悦垣:2014.6.22

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*光悦垣は、本阿光悦が好んだことに由来した日本の伝統的な竹垣の一つです。割り竹を粗い目の菱形に組み、割り竹の束をのせたもので、頂部がゆるい曲線を描いています。割竹を巻いた門柱が、圧倒的な迫力でした。

●光悦寺・東屋の透窓(すかしまど)

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*大下地窓が透窓になっていて、景色と涼風を楽しむことができました。

●光悦寺・参道の敷石:2014.6.22

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*参道の敷石を真上から写しました。目地(めじ: 敷石などの石と石との接合部分のこと)の苔も含め敷石の絵画になっています。

●高桐院・透かし窓:2014.6.29

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*透かし窓の奥が客殿で、客殿の先が西側の庭園です。

●高桐院・客殿の仏間の灯篭型の笠

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●高桐院・入口の踏板

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*靴箱の前にあり、院内に入るときは気づかず、帰りに“繊細な踏板だ”と思いました。
*杉板と小さな真竹を交互に組み合わせの踏み板は、初めて見ました。デザインも素晴らしいですが、靴を脱いで歩いたときの足裏の感覚が壷にはまりそうです。

●大徳寺・大光院の練塀

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*歴代の瓦を再利用し、練塀のデザインにしています。究極のエコ練塀でしょう。

寺社の境内や庭園、堂内には、”おやっ”と眼をひく建造物や建具が数多くあります。これからも、ガイドブックには載らない素晴らしい意匠を紹介していきます。

END

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