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2019年2月 2日 (土)

●きょらぁ奄美・[2]田中一村ゆかりの地を訪ねて

[2]田中一村ゆかりの地を訪ねて

一村の絵を初めて見たのは、2004年1月に横浜そごう美術館で開催された「田中一村展」でした。

●田中一村展の図録とチラシ

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2004年、そごう美術館で貰ったチラシと購入した図録です。両方に「奄美群島日本復帰50周年記念」とあるように、「田中一村展」は奄美群島日本復帰50周年記念事業の一つとして企画されました。

●田中一村伝

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*「田中一村展」の会場で購入した「日本のゴーギャン 田中一村伝」(小学館文庫)です。
**著者は、元南日本新聞社記者の中野惇夫氏です。
中野氏は、南日本新聞の奄美大島支局長時代の1978年に、奄美焼の宮崎さんから「田中一村という人がいたんだけど…」という話から取材をはじめ、南日本新聞に連載しました。そして、その記事をもとに1986年『アダンの画帖-田村一村伝』を出版。その後1995年に小学館が復刊し、さらに1999年「日本のゴーギャン 田中一村伝」のタイトルで文庫化されたのです。

「田中一村展」で観た絵と著者の熱い思いが伝わる「日本のゴーギャン 田中一村伝」に圧倒されました。そのとき以来、"いつか奄美大島を訪ねて一村の住家と美術館を観たい…"と思っていたのです。
今回、15年ぶりの思いが叶い、一村の住家と美術館を観ることが出来たのです、

15日の朝、高千穂神社参拝前にタクシーで和光トンネルを越え、田中一村終焉の地を訪ねました。
…そして、名瀬和光町の高台に移築された一村の住居を一回りしました。

●田中一村終焉の家①

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*名瀬和光町にある田中一村終焉の家です。南西側から写しました。

●田中一村終焉の家②

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*西側から写した住居です。説明板の右上にある雨戸の穴から室内を観ることが出来ました。

●田中一村終焉の家③

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*北西側から写した住居です。

●田中一村終焉の家④

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*北東側から写した住居です。右手に出入口らしき戸があります。

一村終焉の家から名瀬に戻る途中、運転手さんが有屋川沿いの道を通ってくれました。

●一村橋

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*車を止めた運転手さんが、「ここら辺が、一村が長年住んでいた有屋地区です。現在の橋の名は、一村にちなんで『一そんばし』となっています。」と教えてくれました。
タクシーを降りて写真を撮っていると、
一村が毎日のように有屋川に架かるこの橋を渡って奄美和光園や本茶峠まで歩いていた情景が浮かんできました。

15日の午後、奄美パークを訪問し、パーク内にある田中一村記念美術館に向かいました。
*田中一村記念美術館は、2001年、奄美パークの一角に一村のコレクションを常設展示する美術館としてオープンしました。

●田中一村記念美術館①

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*奄美パーク・出会いの広場を真っすぐ進むと、美術館です。美術館の左手には「一村の杜」が広がっていました。

●田中一村記念美術館②

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*玄関に、今日が最終日の「特別企画展 生誕110年 奄美に魅せられた日本画家 田中一村展」のスクリーンが設置されていました。

●田中一村記念美術館③

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*美術館のロビーから、池の上に並ぶ3棟の常設展示室を写しました。

●田中一村記念美術館④

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*常設展示室で、千葉時代の「白い花」や「秋晴れ」を観て、特別展示室前の回廊からロビー側を写しました。
奄美大島型の高倉(穀物を貯蔵する倉)のような常設展示室です。

特別展示室前の廊下で、「一村の言葉」と「与論島視察記」のパネルを写しました。

●一村の言葉

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*パネルには、一村が家で絵を描く姿とともに「奄美にえかきとしての生涯の最後を飾る絵をかく為に来ている」という覚悟のことばが綴られていました。

●与論島視察記

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*一村の言葉の隣に、1958(昭和33)年に視察した与論島からの手紙のパネルが飾られていました。

特別展示室内の作品群は圧巻でした。
一村の代表作といえる「初夏の海に赤翡翠(旧題:ビロウとアカショウビン)」や「不喰芋と蘇鉄」、「枇榔樹の森に浅葱斑蝶」が並べられていました。
観客の少ない展示室で、何度も回りながら鑑賞することが出来ました。

また、初めて観る未完作品の「枇榔樹の森と赤翡翠」と「白花と瑠璃懸巣」が展示されていました。
「枇榔樹の森と赤翡翠」に描かれた色のないアカショウビンの姿が、晩年の奄美の森に佇む一村の姿に重なり、心に残る作品となりました。

●「ビロウとアカショウビン」ファイル

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*田中一村記念美術館で買った「初夏の海に赤翡翠」のファイルです。

美術館を出て、一村が描いた奄美の亜熱帯植物を集めた「一村の杜」を散策しました。

●枇榔樹(ビロウジュ)

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●アダン(上)とビロウ(下)

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●ガジュマル

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わずか2日間でしたが、奄美の自然を感じながら一村ゆかりの地を訪ねることが出来た旅でした。

【おまけ】

●奄美のジュウ

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*奄美パーク内・茅葺の家の縁側に腰かけていたジュウ(じいさん)です。微笑ましい姿にほっこりしました。

2日間の歩歩歩数合計は、17,600歩でした。

END

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